
ものづくりは団体戦。 周囲の仲間と共に、壁を乗り越えてきた
平山 大郷
エンジニア
2018年 新卒
採用サイト

本多章一
マネージャー
2007年 新卒 / BS事業本部
株式会社アールラーニングのインフラエンジニアとして、行政システムのプロジェクトに従事している本多章一。お客様先のプロジェクトではサーバー保守や運用、数年に1度実施されるサーバーの更新、新環境の設計・構築など、幅広い業務に携わっている。さらに社内でマネージャーとしてもチームを束ねており、アールラーニングの中枢を担う存在だ。
しかし入社時の本多は、エンジニアとしての知識も経験もゼロからのスタートだった。
「手に職を付けられ、企業の課題解決をサポートできる点に魅力を感じ、エンジニアを目指すことにしました。文系出身者や未経験者を歓迎する企業もたくさんあったので、不思議と不安はなかったですね。就職活動をする中でアールラーニングを知り、代表の庄司貢一郎がまとう明るく柔らかい雰囲気や、選考時に感じた社内の楽しそうな空気感に引かれ、入社を決めました」
初めて携わったプロジェクトは、顧客企業のシステム部門内で、ネットワーク環境やパソコンのトラブルなどに対応するヘルプデスク。顧客社員の困りごとに正面から向き合い、問題の根本的な原因を探る姿勢が評価され、保守・運用まで業務領域を拡張させた。するとシステムの全体的な構造への理解も深まっていき、次第にシステム設計に興味を持つようになっていった。
社内で半年に1度行われる評価面談や上司との日常的な会話の中で、システム設計への挑戦意欲を伝えていた。すると設計をメインとするプロジェクトに参画できることに。しかし、いざ携わってみると、その難しさを目の当たりにしたという。
「問題が起きても元の状態に戻し維持すればよかった保守・運用とは、求められる知識もやり方もまったく異なりました。作り上げたい最終形を実現するために、どのような要件や設定が必要なのか、細部まで理解し設計しておく必要があります。最初は本当に何も分からなかったのです」
それでも、その分野に詳しいアールラーニング内のメンバーからアシストしてもらいながら、独学で知識や技術を習得。少しずつシステム設計のコツをつかみ、エンジニアとしてのキャリアを積み上げていった。
アールラーニングは、プロジェクトのアサインや役割を決める時、エンジニアの希望やキャリアプランを尊重している。本多もエンジニアとしてのキャリアを見据えた時「マネジメントを経験してみたい」という想いが芽生えた。それを会社に伝えたことで、複数のメンバーをまとめるプロジェクトリーダーのポジションの道が開かれた。
「チーム制のプロジェクトに参加していた時、チームプレーの醍醐味を味わいました。役割分担をして、助け合い、メンバーみんなでゴールに向かうプロセスが、とても楽しかったのです。そうした経験をしたことで、自分には、人と協力する仕事や後輩へのサポート役が向いていると感じ、マネージャーを志願しました。ただ、やってみると大変なことも少なからずありました。単独でプロジェクトに入っていた時は、自分だけが頑張れば何とかなりましたが、マネージャーは、チーム全体のパフォーマンスを上げるための視点で動かなければなりません。『誰に任せればうまくいくか』『自分はどこまで介入していいか』。そうした判断が難しかったです
アールラーニングのリーダー・マネージャーからはもちろん、顧客企業の中でプロジェクトマネージャーとして動く社員の立ち居振る舞いや、プロジェクトの進め方から学ぶこともたくさんあった、と当時を振り返る本多。さまざまな人から得た知見や教えが、今の本多をつくっている。
「エンジニアは、社会的意義も価値も高い職業だと自負しています。だからこそ、お客様の要望に対し最適な技術やサービスを提供できるよう、常に変化するITトレンドをつかみ、技術力の研鑽を欠かさずに行うつもりです。もちろんマネージャーとしても、大きなプロジェクトの成功に寄与できる存在になりたいですね」
そんな本多にとって仕事の原動力は「メンバーとのつながり」。入社時に感じたアールラーニングの魅力を、改めて実感している。
「最初はスムーズに動けなかったチームメンバーが独り立ちしていく姿を見ると自分も勇気が湧いてきますし、帰社日にみんなと顔を合わせると純粋にうれしい。そんなメンバーに囲まれて働けることに喜びを感じながら、自分の役割を果たしていきたいと思っています」
